カトリック由比ガ浜教会

〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-10-35 代表TEL:0467-22-2269  FAX:0467-24-4124

【今月の司祭メッセージ】

カトリック由比ガ浜教会 主任司祭 マリオ・バラーロ神父

「死者の月」

 

 数年前、友人からとても悲しい手紙が届きました。50歳になったばかりの奥さんの急死を知らせ、次のように書かれていました。『・・・、彼女と共に、私の生きがいは遠くにいってしまいました。今の私には目的がないし、気力も失ってしまいました。落胆して正気を失ったような状態です。全てがむなしく感じます。数日前まで、私は一番幸せな男だったのに・・・。 どうやって

30年間の愛が5分で消えるものでしょうか。信じられません! わかりません!・・・』

 

11月は、教会にとって死者の月で、諸聖人と死者の祝日によって、来世のことを考えさせます。毎日の忙しさに生きているほとんどの人は、死と来世のことを考える余裕はあまりないかもしれませんし、時間があってもたいてい考えたくないでしょう。ところが、好むと好まざるとにかかわらず、この人生は永遠のものではないことを知らされる時が必ず来ます。ある時は長い病床の末、ある時は急に、この人生の旅路の終わりによって、この世のはかなさを感じるでしょう。私たちにとって“死”とは何でしょう。この世の別れにすぎないとしか思わない人は、大変可哀そうな人だと思います。

“死”は、別れではあるけれど、キリストの出会いとなる永遠の幸せの門であると思えば、受け止め方は随分違うでしょう。神の前に立った時、悔いのないような人生を送りたいものです。神の裁きの基準はやはり“愛”でしょう。地獄を愛することができない状態であり、天国を愛し愛される状態だと想います。

先ほどの手紙に次のようなことも書いてありました。『・・・私の迷いにもかかわらず、今支えである唯一のことは信仰です。この信仰によって、必ずまた彼女に会える希望、いえ確信を持っています。生きていた時、二人を結んでくれた愛によって、今でも私たちは結ばれ、彼女が私のそばにいると信じ、この深い淵に落ちた私が脱出できるように、彼女は祈ってくれるでしょう。』

やはり、キリストを信じる人の大きな希望はそこにあると思います。この11月の間、特にこの世を去った人のために、また、彼らが私たちを守って下さるように、毎日熱心に神様に祈りましょう。

                              マリオ・バラーロ

                  

 

カトリック由比ガ浜教会へようこそ。

1913年に鎌倉で初めて献堂された

カトリック教会です。

被昇天の聖母に捧げられています。


由比ガ浜通りから少し入った

静かな住宅地にたち、

ヨーロッパの田舎の教会を思わせる

のどかな佇まいです。

​      主日ミサ:日曜日10:00

      週日ミサ:金曜日10:00

            月〜木土8:00

​どなたでも参加いただけます。

 

「求めよ、さらば与えられん。

尋ねよ、さらば見出さん。

門を叩け、さらば開かれん」

(マタイ7・7) 

カトリック教会は、毎月「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いています。

2019年11月は、「近東での対話と和解」をテーマに、次のように祈ります。

「対話、出会い、和解の精神が、多様な宗教が共存する近東地域に湧きあがり、ともに生活を分かち合うことができますように。

教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオを通し次のように話されました。

「近東における一神教間の共存と対話は、精神的・歴史的関係に基づいています。この地から、愛のために復活したイエスの福音がわたしたちにもたらされました。今日、多くのキリスト教共同体は、ユダヤ教やイスラム教の共同体と一緒に、ここで平和と、和解、赦しのために働いています。近東地域に、対話、出会い、和解の精神が生まれるように祈りましょう。」

メッセージ動画はこちら

2019年11月 教皇メッセージ​

更新履歴

2019年10月4日:TOPページ、信仰の羅針盤を更新しました。

2019年9月7日:TOPページ、信仰の羅針盤を更新しました。